Windows10アップデート後にOfficeが使えなくなるトラブルの解決までの道のり(その2)

昨日の続きです。

さて、次に回して頂いた方も、冷静な方でしたが、結論から言うと、この人が全てを解決してくれました。

一瞬でした。

まさに神業でした。

以下その概要です。

やはりこのような事象は他にもあったようで、先方いわく、

『Windowsアップデートの後に運が悪いとOfficeが動かないことがある。』

とのこと。

ただ、同じアップデートを数ヶ月前から何度も失敗を繰り返していたので、

『こんなに運が悪い事が続くのですか?』

と尋ねたところ、それについては同じ回答しかもらえませんでした。

ただ、その解決方法は実に見事で、素人なので簡単な説明しかできませんですが、記憶の範囲では以下の通りです。

  1. Windows画面左下の検索窓に『●●』と入れて下さい、とのこと(●●の内容は忘れました)。
  2. すると、確か『リモートセンター?』みたいなウインドウが立ち上がりました。
  3. その後は、そのウインドウに電話で指示された通りに入力したりクリックをしたりして、
  4. 先方から『遠隔でパソコンを操作しますので、見られたくない画面などがあったら全て閉じてください。』とのこと。
  5. その後は、先方による遠隔捜査が始まり、素早く幾つかのウインドウが開いて、そこにチェックを入れたりクリックなどをしたりして、ものの10秒位で、『もう大丈夫です。』とのこと。

余りにものスピードに圧倒され、しかも画面の動きが早過ぎて何をどうしたのかはよく分かりませんでしたが、大雑把にこんな感じでした。

そして、ここで電話を切ってしまったら、その後一人で操作していると時に再びOfficeが動かなかったら、この人といつになったら再び巡り会うことができるのか分からない!という不安がよぎったため、

電話を切らずにその場でOfficeを立ち上げて、いつも使っているファイルを試しに使ってみたら、Windowsアップデート前の状態と全く変わらず問題なくスカスカ使用することができていました。

いや〜

実にアッパレでした。

どんな世界でもそうですが、

プロって本当に凄いな〜

そして

有難いな〜

と実感しました。

今回は、自分の専門外で素人の分野における、その道のプロのとてつもない大きな存在感を痛感する体験でした。

さて、この体験を通じて、個人的には一つ大きな反省点もありました。

それは、最後の手段として最終的にMicrosoftの相談窓口に電話をしなくてはいけなくなった時、まだ一度も電話をしたことがないにも関わらず否定的なイメージを持ってしまっていたことです。

ネットの掲示板やその他の方々の体験談などから、マイナスのイメージを事前に膨らませてしまっていて、電話をする事だけでなく、電話をする時もかなり身構えていました。

確かに、最後に問題を一瞬で解決してくれた技術担当者の方にまで辿り着くには時間的、精神的な労力はかなり要しましたが、

最終的には、職人的な神業で全てを解決してもらえたわけです。

やはり何でも、先入観や他人が下した評価で相手を判断するのではなく、

自分の目と耳など『五感』を使った自らの体験を通じて、自分の頭と心と腹で物事の判断することが大切だ

と改めて反省するとともに実感することができました。