アメリカでは大家族化の流れが出てきているようです。
【BUSINESS INSIDER】アメリカで多世代住宅の購入者が増加…不況時にはよく見られるが、今回は恒久的な変化かもしれない(2021/3/15)
昨年、コロナ禍が大きな問題になっていた頃、住宅購入者の15%が多世代住宅を購入していたとのことです。
同居に対するニーズ
コロナ禍における不安や孤独感を癒したり、子育ての支援や、収入の減少による生活費を抑えるためなど、親世代と子世代のそれぞれのニーズが合致しているようです。
同居増加の見通し
これまでは、不況になると親やルームメイトとの同居ニーズが高まることが繰り返されてきました。
しかし、アメリカの不動産業界団体では、今回のコロナ禍以降においては、在宅勤務や景気回復の二極化などの要因から、同居ニーズが恒久的なものに変化していくのではないかとの見通しを立てているそうです。
日本においても、すでに同じような流れが生まれている可能性は高いのかもしれません。
個人的には、長い目で見ると、この多世代同居の流れが進むことによって、ここ数十年来の様々な社会問題が解決に向かうきっかけになるのではないかとも思っています。