不動産の売却に関する参考になる記事(2021年2月27日、ヤフーニュース、情報提供元【ダイヤモンド不動産研修所】、『売り出した不動産に問い合わせが入らない、内覧に来ても売却に至らないときに見直すポイントを解説!』)がありましたのでご紹介します。
この記事を読んで改めて思ったことは、
マンションや戸建など、中古住宅等を売却するに当たっては、何はともあれ、
正直に、
そして
誠実に判断し、行動する
ということが、不動産会社の担当者だけでなく、売主にとっても一番大切なことだと思いました。
中古物件を購入する買主は、間に入る不動産会社の担当者にとってだけでなく、売却を依頼した売主にとってもお客様です。
そのため、まずは間に入る業者が、業者都合による買い込みなどもってのほかであることは言うまでもなく、
依頼主である売主が早期売却を望むのであれば、その時の市場環境に合った適正な売却価格を提案しなくてはいけません。
例え、相場からはかけ離れた高額な売却価格を提案するライバル業者に仕事を取られてしまうかもしれないという業者にとってのリスクを犯したとしても、
やはり依頼主の要望に沿った早期売却を実現するための適正価格を査定しなくてはいけません。
一方、売主の方も、依頼する不動産会社や担当者を見極める目を持たなくてはいけないと思います。
本当に自分の要望に沿った売却方法や売却価格を提案してくれるのか?
つまり、依頼主である自分に対して誠実に対応してくれるのか?
を見極める必要があると思います。
特に、売主が
- 早期売却
- 高額売却
という相反する希望を持っている場合には要注意です。
ご紹介した記事には、他にも売却活動を改善させるための経験豊富なプロならではの視点からポイントやテクニックが記載されていますが、
やはり全てに共通する点は、
売主にとっては買主に対して、
そして、不動産会社の担当者にとっては買主とクライアントである売主に対して、
正直さや思いやり、そして誠実さが最も重要な要素になるものと改めて思いました。