今日は雪が降りそうなくらい、とても寒い一日でしたが、せっかくの休みなので前から行ってみたかったカフェに行ってきました。
コーヒーチェーン店のドトールが運営する、
です。
コロナ禍の緊急事態宣言で、かつ底冷えのする寒い日であるにも関わらず、店内はとても賑わっていました。
天井が高く、空間を贅沢に使った店内には、アンティーク調のゆったりしたソファーや家具が配置されていて、
飲食だけでなく、カフェで過ごす時間を純粋に満喫できる雰囲気でした。
飲食のメニューも、特に軽食やデザートに力を入れている感じがしました。
軽食では、オムレツリゾットや、
デザートでは、小さなフライパンの上に乗っかっているパンケーキなど
が印象的で、アイキャッチとなる商品作りが上手いな〜、と思いました。
私は昨夜、別のお店でしたが、テレビで見ていてどうしても食べたくなってしまった『フルーツサンド』がたまたまメニューにあったので頂きました。
素朴で懐かしい味で美味しかったな〜
そして、何よりも良かったのは、店員の方々の対応が程々にドライで放っておいてくれるので、居心地の良さが倍増された感じでした。
私は若い頃、喫茶店文化の名古屋に長いこといたのですが、あっちのカフェの良いところは、
モーニングや軽食の内容だけでなく、店内の居心地の良さが大きな要素だったと思います。
さらに、店内の居心地の良さにも2つの要素があって、
1つは、空間のレイアウトやしつらえ、椅子や家具といった、物質的な要素ですが、それについては店それぞれです。
そしてもう1つは、店員さんの接し方です。
私は、最近、東京や横浜で新しいカフェができて行ってみてがっかりすることがあるのですが、その理由として、この2つ目の店員さんの接し方があるのかなと思いました。
誤解を恐れずに正直に言ってしまうと、
みんなマニュアル通りというか、色んなルールや商品の説明が長いというか、丁寧すぎるというか、みんな真面目すぎるというか、
なんて言えば良いのか難しいのですが、なんか会社にいるような感じでいるだけで疲れちゃうんですよね。
ぶっちゃけ、お客の立場で言うと放っておいてほしいんですよね。
これ以上言うと誤解を招くといけないのでやめておきます。
でも、東京や横浜は来店されるお客さんの数が多いと思うので、お店の人からするとそんなことも言ってられないのかもしれませんね。
で、今日訪れた店は、久しぶりに昔ながらの放任主義的な、自由な空気が漂う接客でした。
あっ、そうそう!
そういう良い雰囲氣のカフェには必ず一人キーマンがいるんですよ。
カウンターの中で黙々とコーヒーを入れている、ちょっと怖そうな、でも格好良いマスターが。
それだけで十分だと思うんですよね、笑
ところで、店員さんに聞いたところ、このお店は元々は別のカフェかなんかのお店だったところに、その後このお店が開店したそうです。
推測ですが、このアンティーク調な素敵な内装や、独特な落ち着く空気も、きっと前のお店から引き継がれているのかもしれません。
良い休日の午後を過ごすことができました。