私の自宅の最寄り駅近くの喫茶店の店頭が、写真のような状態になっていることに本日気付きました。
こちらの喫茶店は、神奈川県内の私鉄沿線の各駅停車駅 徒歩1分の商店街のど真ん中という好立地にあり、結構昔から営業しているお店のようです。
私も以前、この街に引っ越してきた当初には、喫茶店とは思えないボリュームのある家庭的で美味しい数々の定食を目当てにしばらく通ったものです。
マスター?である、先代の後を継がれた娘さんが、確か埼玉よりの都内から毎日通われて営業しているお店で、
昔からの常連客などが、マスターのお人柄を慕って、地域の高齢者の憩いの場となっていました。
このまちで暮らす、特に一人暮らしの高齢者の方々にとっては、コミュニケーションや心の健康のためには、なくてはならない貴重な場所だったのではないでしょうか。
コロナの影響は、医学的な面と経済的な面が大きくクローズアップされていますが、
今後は、メンタル面、
特に、若者や現役世代とは異なり、世代的に移動手段や通信手段に制約がかかりやすい高齢者の方々にとっての
人との交流の減少によるメンタル面、
さらにそれから派生する肉体の健康問題へとつながっていくことがとても心配されます。
お店にはまだ張り紙が張られていませんでしたので、心の奥底では「閉店ではなく、改装であってほしい。」と祈るような心境です。