昨夜、先日新居に引越しをされた知人の家の側を通ったので、せっかくなので、ちょっとだけ遠回りして、家の前を通って車窓から新居の様子を眺めました。
日没が早い夕方でしたが、外壁や外溝もきれいにリノベーションされているのが見れて、
家の中からは暖かい幸せそうな明るい光が外に漏れていて、
なんだかこっちもプチ幸せな気持ちになってしまいました。
さて、この方は、幼稚園児のお子さんのいる3人家族で、以前は都心のタワーマンションに住んでいらっしゃいました。
昨年から、お子さんの幼稚園入園に備えて引越し先を探していて、最終的に近隣の高台の住宅地の戸建てに引越すことに決めました。
確か新居の物件契約時は、コロナ騒動が始まるか始まらないかの、世の中が騒がしくなり始めた頃だったと思います。
そして、新居のリフォームもあるため、仮住まいに引っ越された後に、今まで住んでいたタワーマンションの売却活動を本格的に開始しましたが、
もうその頃は、コロナ禍の真っ只中でもあり、内心とても不安だったと思います。
しかし、結果的に希望の売却価格で、比較的早期に売却活動が完了し、ご本人も含めて、周りの方々も本当にホッとされていました。
ところでつい先日、確かNHKの番組で、コロナ禍の不動産市況にまつわる特集番組を放映していました。
そこでは、コロナ禍において、都心から近くて利便性の高い高級マンションが飛ぶように売れている、という話が出ていました。
私も、大手の不動産会社の担当者からの話として、このような話を又聞きではありましたが聞いた事がありましたが、
やはり、コロナ禍において、正直、中々真に受けることはできませんでしたが、テレビでも同じような事が言われているのを聞いて、初めて納得したものです。
ただ、先の知人のような当事者としては、このような前例のない未曾有の状況において、そのような事は分かる術もなく、きっととても不安だったと思います。
ただ、ここで一つ私が感じた事として、やはり大事な事は、
自分でプランを決めたら、それに沿ってスピード感を持ってやり切る
ということではないかな、と思いました。
誰にも分からない事を心配するよりも、自分にできる事に集中する
とでもいうのでしょうか。
特に、不動産の取引は、その金額の大きさだけでなく、一般の人にとっては人生でそう何回も経験するものではありません。
しかも、不動産という商品は、他の商品と違って、全く同じ物がこの世に一つもない、という特殊な商品でもあります。
他の物件と比べるにしても、比べ方が非常に難しい商品です。
だからこそ、人と比べたり、人の意見に左右されるのではなく
自分にとっての売り時、買い時、つまり自分にとって納得のいくタイミングかどうか?
自分のプランに沿っているかどうか?
という事が、とても大切なのではないかなと、改めて思いました。
結果論なのかもしれませんが、
このコロナ禍という人類未曾有の状況下において、自分のプランに沿って、自分のプランを貫徹された
という事が、この方の今の幸せな新居に繋がっているのかな、と思いました。