今朝、顧客との待ち合わせの駅へ向かう途中の乗換駅で、
先日、募集していたビルの新テナントとして契約した会社の社長さんにバッタリとお会いしました。
私はビルオーナー側の不動産会社という立場であったため、契約調印時には、物件や契約に関すること以外は、あまり深くお話しをさせて頂いていなかったのですが、
今日は、通勤電車におけるザックバランな会話として、おやりになられている事業のことなど、色々と教えて頂きとても勉強になりました。
現在コロナ禍で、テナント出店している店舗や会社はとても大変な時期であると言われていますが、
事業の内容によっては、全く影響を受けていないだけでなく、むしろこのような時期だからこそ出店意欲が旺盛である、ということも実感することができました。
ぜひ、ご出店後の事業の大成功と、末永いご入居を心より応援しております。
さて先日、別件で仕事で接した飲食店の経営者の方から直接お聞きしたお話ですが、
コロナ禍の間もほとんどお客様に困るということはなかったそうです。
お会いしたその時は、新規の出店候補の店舗の内覧対応でお会いし、結局その後契約をされました。
そして、周りの話も教えてくださりました。
その方曰く、どうも、
「代用の効く店舗、つまりどこにでもあるような店の場合は厳しい」
とのことでした。
逆に、
「ここでしかない雰囲気のお店であったり、商品やサービスが提供できていたりすると、お客は中々離れない」
ということなのでしょうか。
このお話しを聞いた時期は、緊急事態宣言が明けてまだそんなに時期も経っていない頃でしたので、とても衝撃的でしたが、
このような話は、それより以前の緊急事態宣言が出るか出ないかの頃にも直接聞くことがあったので、これで確信に変わりました。
なにか商売の基本というか、核心というか、そんなことを我々商売人は、コロナにおいて再度問われているような思いがしました。