今日はテナント募集を任されているビルの内覧がありました。
内覧のお客様は、あるスポーツ施設を新規開業しようとしている方で、元プロ選手です。
お客様も物件をとても気に入られたようで、前向きにご検討頂くとのことで、ご紹介して本当に良かったのですが、
もっと良いことが起こりそうな予感もしています。
内覧にも同席されたビルのオーナーが、そのスポーツの愛好家ということで、内覧中は大いに話が弾みました。
さらに、ビルオーナーは、普段通っている同業の練習施設の経営者ともすでに話をしてくださっていて、
そのお客様が開業したら、競合ではなく、補完し合う関係ができそうです。
このビルは、私鉄沿線の郊外の駅近にあって、
元々はとある遊技場として長年利用されてましたが、
このコロナの影響で最近閉店することになりました。
それを受けて新しいテナントを募集をしていたのですが、
まちに求められている施設や店舗も、大きな変化が期待されている時期でもありました。
しかし、昨今のコロナ禍という環境中で、
どんなに時代に適した業種であっても、新規開業で経営を安定させていえるかどうかは、中々読めない時期になってしまいました。
そのような状況の中で、地域の名士でもあるまちの中心地のビルオーナーが、入居テナントの成功を考えて、地域の人々に働きかけてくれるということは、とても大きな意義あることだと思います。
まさに地域主導のまちづくりだと思います。
これまでとは異なる目線、つまり優良テナントを育てて作っていくという『まちづくり』的な積極的な視点が、これからのオーナーや管理会社にはより一層求められていくのだと改めて思いました。