分譲マンション内に無人コンビニを展開するという面白い記事がありましたのでご紹介させて頂きます。
【R.E.port(株式会社不動産流通研究所)】マンションに特化した無人ストアを開発/日鉄興和不(2021/4/2)
オフィス内に無人コンビニを展開する会社とデベロッパーがタッグを組んで、新築分譲マンションの共用部のアメニティとして新たに住宅用の無人コンビニを開発し展開を始めたようです。
商品購入時の決済も全てキャッシュレスで対応できて、これまであった無人の自販機よりも商品ラインナップにも幅を持たせることができるようです。
オフィスで展開して好評だったため、新たに集合住宅へ水平展開を図ったようです。
まずは新築の分譲マンションからスタートし、今後は既存マンションへも展開を予定しているそうです。
展開商品のラインナップも住民に合わせた内容にしていくとのこと。
記事には書かれていませんでしたが、今後は賃貸住宅にも展開していったら面白いのではないかと思います。
大家さんや管理会社にとっては、入居者に対するサービスの向上だけでなく、空室対策の目玉にもなるのではないでしょうか。
また、アパートオーナーや立地の良い敷地を持っている不動産オーナーなどにとっては、これまでの自販機のように、副収入を得ることができる新たな手段としてニーズが出てくるかもしれませんね。
電子マネーやキャッシュレス化の進展によって、これまで実現できなかった新たなサービスが、不動産の世界でも今後ドンドン現れてくるのではないでしょうか。