賃貸マンションの家賃動向に関する記事(2021年2月22日『R.E.port』株式会社不動産流通研究所、情報提供元 アットホーム(株))がありましたのでご紹介します。
また、同記事の元となる調査(アットホーム調べ)の詳細については、こちらのニュースリリースサイトにその概要と詳細資料のURLが掲載されていましたのでご覧ください。
記事の中にある「全国主要都市の『賃貸マンション・アパート』募集家賃動向(2021年1月)」の調査結果(アットホーム調べ)から引用すると、
私の会社のある神奈川県については、
- 平均家賃は全面積帯で前年同月を上回る。中でも大型ファミリー向きは5ケ月連続の10%越え。
- 前月比はシングル向き・カップル向きが上昇、ファミリー向き・大型ファミリー向きが下落。
- シングル向き・カップル向きは、2015年1月以降最高値を更新。特にシングル向きは、3カ月連続で最高値を更新。
とのことです。
また、神奈川県内マンションの面積帯別の平均家賃(2021年1月)は、
- 30㎡以下(シングル);平均家賃66,354円、前月比0.2%、前年同月比2.7%
- 30~50㎡(カップル);88,204円、0.2%、1.9%
- 50~70㎡(ファミリー);106,396円、-0.5%、0.6%
- 70㎡超(大型ファミリー);180,586円、-0.5%、13.0%
とのことです。
その他、神奈川県内のアパートや、他の主要都市の調査結果についても確認されたい方は、先程のニュースリリースサイトから詳細をご確認ください。
東京都心にある知り合いの不動産会社の社長いわく、面積の小さなワンルームマンションの空室傾向は昨年に引き続きとのことでした。
今回の調査結果からも、東京23区の平均家賃はシングル向きが4ケ月連続で前年同月割れを記録していることからも、
コロナ禍の営業自粛等の影響で、東京都心から神奈川など東京郊外や地方への若年労働者等のシフトが数値にも表れているのかもしれません。